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Apple 社 MIDI Manager による MIDI 環境において CAMPS は、 MIDI Manager に管理される１クライアントとして MIDI 処理を行います。

MIDI Manager を使用したときは、 CAMPS を、Macintosh 外部のハードウエアとの MIDI 入出力を管理している別のドライバーと接続して使います。通常外部との MIDI データのやりとりには Modem ポートや Printer ポートが使われます。 CAMPS を接続すべき別のドライバーとは、即ち Modem / Printer ポートを管理するドライバーのことです。例えば、 Apple MIDI Driver や OMS MIDI Manager Driver などがあります。

• CAMPS ←→ Apple MIDI Driver ←→ Modem/Printerポート ←→ MIDI インターフェース装置 ←→ MIDI 楽器
• CAMPS ←→ OMS MIDI Manager Driver ←→ ( O.M.S. ) ←→ Modem/Printerポート ←→ MIDI インターフェース装置 ←→ MIDI 楽器

CAMPS クライアントとドライバーとの接続には Apple 社製アプリケーション PatchBay を使います。

また、OMS MIDI Manager Driver を使用する際にはあらかじめ Opcode 社製 MIDI 環境 Open Music System ( O.M.S. ) をインストールしておく必要があります。

Apple MIDI Driver を経由させる場合のインストレーション

1. MIDI Manager をシステムフォルダ内の機能拡張フォルダに入れる
2. Apple MIDI Driver をシステムフォルダに入れる
3. 必要に応じて PatchBay をハードディスク上のどこかへインストールする
4. Macintosh を再起動する
5. CAMPS を起動する
6. 必要に応じて CAMPS が MIDI Manager を使うように切り替える
7. PatchBay を起動して CAMPS と Apple MIDI Driver を接続する

OMS MIDI Manager Driver を経由させる場合のインストレーション

1. Open Mucic System ( Opcode 社製 ) を専用インストーラーを使ってインストールする
2. MIDI Manager をシステムフォルダ内の機能拡張フォルダに入れる
3. OMS MIDI Manager Driver ( Opcode 社製 ) をシステムフォルダに入れる
4. 必要に応じて PatchBay をハードディスク上のどこかへインストールする
5. Macintosh を再起動する
6. OMS Setup ( Opcode 社製 ) を起動して O.M.S. の設定を行う
7. CAMPS を起動する
8. 必要に応じて CAMPS が MIDI Manager を使うように切り替える
9. PatchBay を起動して CAMPS と OMS MIDI Manager Driver を接続する

( 参考 ) Apple 社 PatchBay の使い方 ( Apple MIDI Driver 使用時 )

CAMPS を起動し MIDI Manager を使うように切り替えた後で PatchBay を起動すると、PatchBay ウインドウには、Apple MIDI Driver と CAMPS のアイコンが左右に分かれて表示されています。

アイコンのそばにある三角の小さなアイコンは、それぞれの入出力ポートを表しています。三角アイコン間をマウスをドラッグして、CAMPS の入力／出力ポートと Apple MIDI Driver の出力／入力ポートとを、それぞれ接続します。

CAMPS の入力ポートは常に１つです。出力ポートは MIDI Output Setup ( MIDI 出力設定 ) ダイアログボックスで設定 した数だけ表示されます。

Apple MIDI Manager の入出力ポートを設定するには、 のアイコンをダブルクリックしたときに現れる Apple MIDI Driver Settings ウインドウで設定できます。Modem ポートおよび Printer ポートそれぞれに対応した２組の入出力ポートが設定可能です。